音楽の楽しみ方は、さまざまです。例えば、以下のような順で、楽しさ、入り込み度合いが増えていくと思います。

   1.大好きなシンガーをミュージックアプリで聴く

   2.コンサートに行く

   3.コンサートで、ファンの人たちと一緒に口ずさむ

   4.カラオケで歌う

好きな曲、歌手の音楽を手軽に楽しむことから始まり、コンサートに行くと、もっと感動します。コンサートの終盤や、有名な曲で「会場の人たちと一体になって歌う」ことがあれば、楽しさはもっと増えます。

そして、やっぱりカラオケなどで「自分で熱唱する」のも、楽しいですよね。

でも、もっと次元が違う「楽しさ、感動、ドキドキ」がゴスペルにはあります。

ゴスペルでは、「自分のパートを守り」「周りの人とリズム、音量、声色を合わせ」ると、「ハモリ」 が発生します。そのハモリが連なることで、一体感を感じ、創造性も感じます。
逆に、全員がハモらずに同じメロディーを歌う一体感の醍醐味もあります。

心に「グッ」とくる何かを感じます。
本場のゴスペルと同じように「神聖さ」すら感じることがあります。バラード調の曲なら、歌に入り込むと自然と涙が溢れてきたりします。毎回、泣いてしまう参加者の方もいるぐらいです。

なお、神聖さというと、「シーンと静かにしている」イメージがありますが、それとは違い、躍動感があります。

一緒に何かを作り上げる、生命の躍動を感じる「感動」は、やっぱり自分で歌うこと、自分の体を震わせることでしか、味わうことができません。